Songs 

わたしの好きな歌たち

アヴリル・ラヴィーン 「レッツ・ゴー」

 いいです。とてもかわいいです、音が、声が。
 セクシー&ビューティホーを売りにしていないだけでも、私的には好感度大なのですが、思わず視線が遠くなってしまいそうなほど純粋にポップ&ロックしている音楽。むしろ切ないくらい新鮮な感じがします。
 年若い彼女には、これから色々なことがあると思うけれど、どうかこの世界を突き詰めて行ってほしいと思います。割れたガラスの向こうにある未来に、祝福を。

サラ・ブライトマン 「クラシックス」

 何と申しましょうか。
 とても美しいプロの歌です。部屋に流れていて全く邪魔になりません。澄んだグラスのような音波は、きっと身体にいいと思います。
 でも、私にとっては「それだけの音楽」と感じられました。「それだけ」であることにどれほど価値があるか、大変なことであるか、それは理解しているつもりですが…。一緒に借りたノラ・ジョーンズもそんな印象でした。ぜんぜんタイプの違う音楽なのですが。はい。

小室 哲哉 「永遠と名付けてデイドリーム」

 彼が“TK”などという怪しげなプロデューサー業に手を出すよりずっと以前、「マドモアゼル・モーツァル ト」というミュージカルをプロデュースしました。その、挿入歌。同名のアルバムに入っています。名曲です。…だと思います。
 小室自身が歌っているので、それはもうクソ下手なのですが、メロディと詩がとても よい。
どこまで泳げば君に会える 君を抱ける?
 ひと雫の海 こぼさぬよう 離さぬよう…
 聴き慣れてくると、溺れかけた豚のような悲惨な声も「曲調には合っているかァ」とか思えてくるから慣れって怖い。というのも、カラオケで歌ってみたら案外難しかったから。メロディライン自体は穏やかな繰り返しなので、単調に聞こえさせないためには、歌うひとの技量が問われます。
 いつか僕が泳ぎ疲れて この海に沈む時は
どうか僕の刻んだ調べを 永遠と名付けて
 たまたま私はモーツァルトを身近に感じる環境にあったため、この歌詞は心に染みました。彼の最後の作品は――“レクイエム(葬送ミサ曲)”。ある批評家をして「音楽が音楽と決別する時の、 異様に悲しい音楽」と言わしめたその音は、芸術だとしか言い表しようがない。まだお聴きでない方は、ぜひ、絶対、何がなんでも聴いて頂きたい。映画「アマデウス」ではこの名曲が非常に印象的な形で登場します。こちらの作品も必 見です!!
 …私が持っているのはベーム指揮のもの。とてもリズムがゆっくりとしています。他の方の指揮でも聴いてみたいな。

宇多田 光 「光」

 最近、キングダム・ハーツのゲームボーイ・アドバンスでの新作が発売され、CMなどで耳にします。
 「煌煌(きらきら)しい」音楽というのは、これだなぁ、と聴くたびに思います。英語バージョンの“Sinple and Clearn”と合わせて、彼女の曲の中で一番好きなものです。


オレンジ・レンジ 「ビバ!ロック」

なんだかね、元気になりますよ。このリズム。いいんじゃないですか?
世界中ほら 笑って 空 見上げて さぁ立ち上がって Oh Yeah!
世界中ほら 変わっていく みんながんばって そう立ち上がって Oh Yeah!

ドラゴン・アッシュ『ファンタジスタ』

 この人たちの曲にも好きなものがいくつかあって、その筆頭。ワールドカップの 頃、CMで流れていました。そのCMの色がま た、すばらしく美しかったのでよく覚えています。素晴らしいリズム感覚。

Do As Infinity 『遠くまで』

 この人たちの曲には好きなものがいくつかあって、"Deep Forest"はよいアルバムだと思います。『遠雷』など、とてもよいですね。とくにこの曲は、まっすぐな感じが好きです。
遠くまで ただ遠くまで 誰だって 苦悩して 歩いてゆく (一部意訳)
 あたりまえのことを素直にまっすぐに歌えること。歌に限らず、絵でも、踊りでも、芸術と呼ばれるものには、一番大切な感性ではないか、と私は思います。 それは同時に、物事の本質を見ぬく鋭い眼差しにもなる。

 ちなみにこの曲は、アニメ映画「バンパイア・ハンターD」の主題歌です。CMで流れていて、「お、これは?」と印象に残ったのでした。映画のほうも中々 よいできだと思います。こういう映画は、欧米系の人には描けないだろうな…。そういえば、人間とバンパイアの間に生まれたヒーローが剣持って戦うっ ちゅー、菊地秀行の本作をパクッたとしか思えない設定のアメリカ映画がありますが、なんだろうね。あちらはどう見ても美しくないから、どうでもいいけど さ。

L'Arc〜en〜Ciel 「New World」

 なんというか、あまりに“ラルクらしい”曲なので、最初に聴いた時はむしろ「ラルクのパクリ?」と思ってしまいました。
 軽やかな疾走感。もう、文句なく気持ちイイ曲です。締りのあるドラム、奔放なベースライン、高度なギター、危なげのないヴォーカル。
 作曲はなんとユキヒロさん。妙な言い方ですが、「うわぁ、とうとうこの人“ラルクになった”」という感じがしました。サクラさんが抜けてから、もう何年になるのでしょう。感慨深いものがあります。
 ちなみに、彼らのバンド名の正しい発音は「ラルカンシエル(虹)」です。テツさん、気取ってフランス語使うなら、ちゃんと勉強せいよ。

UTADA  「EXODUS」

 表題作、"EXODUS'04"と"HOTEL LOBBY""ANIMATO"…それから、"KREMLIN DUSK"の4曲が好きです。こういう歌、そして歌い方はアメリカ人にはできないだろうと感じます。日本人の遺伝子を持ちながらアメリカ英語の思考形態で生きている、言わば境界線に生きる「彼女らしさ」が出ている曲。つ まりそういう歌が好きということです。
 でも、アメリカでは売れないでしょうね。
 今のアメリカのヒット曲を聞いていると、ノリが良いばかりの曲が並んでいるますから。クリップを見ていると、くねくねセクシー・ダンスばかりしていて本 当、アホみたいです。「歌」だというのに、「情感」などは存在しないのでしょうか。
 私は基本的にアメリカ人の歌が嫌いです。どうにもハンバーガーの匂いが鼻につくのです。たまさか、ニルヴァーナのようなバーガー臭さのない歌とか、セ リーヌディオンの名曲のような歌も現れますが。
 でもまぁ、「良い曲」というのは、頻度としてそのようなものかもしれません。
 あぁそれから、ジャケットデザインがとにかくめっちゃ悪い!!彼 女もっと可愛いのに、ねぇ?

坂本 真綾 「ヘミソフィア」

 お友達のぱぴこさんにアニメ「ラーゼフォン」が「エヴァンゲリオン」に似てるんだ〜とお聞きして、ビデオを借りて見てみました。そうしたら、オープニングの曲がとてもすてきじゃあないですか !すんげぇ気に入ってしまいました。プロですね、この方。
それでも 一体この僕に 何が出来るって言うんだ?
窮屈な箱庭の現実を変えるために 何が出来るの?
 アルバム「ニコパチ」も良いです。ユニークなものから渋い曲まで色々あって。
 すでに声優として、また「レ・ミゼラブル」の舞台にも出演し、有名人でらした彼女ですが、私はこの歌をきっかけに知りました。それまで、坂本龍一の娘さんと区別ついていませんでしたマジすみません;。その後は、大好きなFF7のエアリス!として、勝手ながら今ではすっかりご縁が深くなった気分でいます。本当に何というか、清涼な透明感のある可愛いらしくていい声ですよね〜vvご本人もまんまかわいらしい方だし!
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