“BAROQUE”バロックとは?
〜BAROQUEヽecommendation〜

miss!

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僕たちの罪は、どうすれば癒されるのだろう?

miss!BAROQUE、 17世紀に流行した芸術様式。
「歪んだ真珠」というポルトガル語を源に、不調和、過剰さ、混乱を意味する。

だが、大熱波前後の世界で使われたこの言葉は、違った意味を持っていた。
それは、「歪んだ妄想」
崩壊し荒れ果てた世界では、人はより多くの妄想にすがらなければ生きる意志を持 つことができなくなっていた。
今、人々はバロックを抱えて、生き抜いている。

大 熱波によって世界は大きな打撃を受けた。
世界は歪み、廃墟と化した。
奇怪な異形が徘徊し、残酷な殺戮は絶えることがない。
そして、誰もがバロックを抱えていた。

偽装翼をつけ自らを天使と呼んでいるマルクトという集団がいた。
大熱波を起こしたのは、この者たちだという人々もいた。
なぜなら偽装天使たちの活動していた舞台「神経塔」は、いまだに奇妙に歪みつづ け、恐ろしいスピードで変貌をどげていたからだ。

僕は記憶を失っ ている。
ただ 胸中に残された罪の意識だけを強く感じているのだ。

〜Pre Story from BAROQUE Playing Manual〜

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これ↑が「神経塔」です。
最近では映画『イノセンス』の制作にも携わっていら した
造形作家の鬼頭さんという方が作られました。
バロックの世界観のモトになっているモノです。
いかにも怪しげな、
すてきな造形をしていると思います。

画像はスティングさんのHPから頂いてきました。
リンクさえ繋げば自由に使っていいとは、太っ腹!
この他にも、魅力的なキャラクターたちや、
超〜イイ味出している“ウリトン劇場”など、もりだくさん。

ぜひ、遊びに行ってみて下さいね。

miss!

バロックの良いところは何と言っても、個人がかなり自由に妄想を広げられるところ。
上級天使はどういう人、とか。
主人公は大熱波の前、どうだったか、とか。
天導天使は歪む前、どんな風貌だったか、とか。
あのセリフの意味は何だろう?…とか。

言い始めれば切りがなく。

もちろん、ゲーム自体もユニークで魅力的なのだけれど。
なにしろ、食料が…。
武器も、剣は普通だけど(いや、普通じゃないのもあるけど)防具は、
「コート」だし。
しかも着たら脱げなくなっちゃうのとか、
逆に敵が来ると脱げちゃうのとか。

ステータス異常の「毒」とか「錯乱」はよくあるけど、他にも
「欲情」とか、
「脱力」とか…。
でもって、「欲情」で少女キャラに近付くと、思いっきり顰蹙買いまして。
さっくり傷つく言葉を頂けたりするのさ。
いやぁ、楽しいね。

他にも色々な楽しみが詰まっている“BAROQUE”。
「あっ、お前もか!!」とか。「うひゃあ、ここどこ〜?!」とか。「次のお言葉は何かしら?!」とか。
でも、一番多いのが何と言っても…「しまった!!」
ですよ。――ええ。

それはそれは、楽しい「しまったっ!!」がいっぱい(涙)。
大事に育てた武器が一瞬にして「腐肉」になってしまうゲームなんて、そうはないでしょう。
皆さんもぜひ、遊んでみて下さいね、ふふっ。

スティングさんのHPに「廉価版」購入の案内があります。
オリジナルを中古で探してもよろしいですが、多分苦労すると思いますよ(私はした)。
オリジナルのパッケージがすてきなので、苦労した甲斐はあったと思いますが。
できれば、天使虫キーホルダーつきの初回限定版が欲しい!!
…って、結局ハマってるのね、私…(^^;)。

miss!
左から、上級天使、主人公と天使虫、アリス、イライザ。(C) 1999 STING. All rights reserved.

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