＋すばらしきこのせかい ・ It's a Wonderful World＋
今更ですが、DSの『すばらしきこのせかい』はすばらしいです。
スクエニパーティーのPVに感動して購入したのですが、良い意味で予想を裏切られる、期待以上の作品でした。
まず何と言ってもゲームとしてのやりこみ要素、面白さ、ボリュームがすごい。
300以上種類のある〝バッジ〟それぞれの〝サイキック〟を駆使して『死神のゲーム』を戦うのですが、上下の画面、タッチペンはもとよりマイクまで、まさしくDSの能力を駆使しまくってのバトル。めちゃくちゃ面白いです。
バッジはバトルだけでなく、ショップで買ったり、〝進化〟によってゲットします。その〝進化〟もバトルによるもの、シャットダウン(電源を切る！)によるもの、さらに個性的な「すれちがい通信」(電源オン状態のDSの近くを通る)による三種類があり、各特定の方法でしか手に入らないレアものも多い。
この〝シャットダウン〟「すれちがい通信」によるバッジ進化は、すばらしくユニークなアイデア。電源切るのも、持ってお出かけするのも超楽しい。しかも同じソフト同士だと、相手のショップで買い物までできる!!
本当に斬新ですよ！
加えて、敵方である〝ノイズ〟も70以上、死神も20以上の種類があり、アイテムに至ってはナント500近く。食物、服、アクセサリ、CDから薬、アイテム材料、ちょんまげカツラまで多種多様。
いや本当に面白いよ。
バトルは慣れるのに少しかかりますが、最初の方は親切な解説つきだし、やってみると結構イージーです。これまたキンハチームらしく、とりあえずガチャガチャやっていれば何とかなります。親切設計v
そして、キャラクターとストーリーがすばらしい。
PVで「自分をあきらめることは、世界をあきらめること」という言葉に胸を突かれたのですが、その他にも、今にふさわしいテーマとストーリー。…胸打たれました。
しかも、クリア後にプレイできる「アナザー・デイ」は完全ギャグで超笑えましたし!!
さらにその上、音楽まで大変にすばらしい。
スクエニお家芸のムービー挿入を断念し、入れたという音楽は、DSゲームの範疇を遥かに超えたクオリティ。
DSお持ちの方は、ぜひぜひぜひぜひご購入の上＆プレイしてみて下さい！てゆーかやっぱりゲームはやってみないと。
2007,12/20(Thu)