…『戦闘妖精雪風』といい、GONZOさんの作品にはすっかりハメられています。
原作は「三銃士」のアレクサンドル・デュマ(大デュマ)作「モンテ・クリスト伯」――『巌窟王』は、旧訳のタイトルだそうです。『巌窟王』!…かっこいいじゃないですか。こっちのほうがいいよ。誰が付けたんだろう?
出会いは、遡ること一年くらい前、パルコの本屋でマンガを買ったら、これのイラスト付きブックカバーをかけられたのです。瞬間、(カバーの意味ねぇ!!)と思いましたよ。
でも、絵がキレイだったのでつい捨てられず…友人ぱぴこさんに訊いてみると、「面白いよ」とのこと。でも、原作を大分変えてあるとのことで、正直なとこ
ろ、駄作だろうなと思っていました。
今年に入って、とりあえず1・2巻借りて見ました。何とも異様な雰囲気。とにかく原作が気になったので、原作を買って大いにハマリ、一気に7巻まで読了。
それから、アニメの方の結末を見たくて、新作マークがとれた順番に借りて見ているところ。
原作がしっかりしているので、人物に破綻がなくて良いです。人間ドラマが面白い。また、伯爵のビジュアル、GONZOおなじみ中田譲治ヴォイスが好き。
予想していたような駄作ではありません。あの原作を今、日本でアニメにするなら、こうせざるを得ないだろうなと思われるようなシナリオ。
――ナポレオン時代終了直後のパリ、とか言われたって、ピンと来ないものねぇ。
それはもうフランス人もびっくりの(たぶん)大胆SFアレンジ&斬新な映像表現!!
DVD8巻まで見終わりました。わー、これからどうなるんだろー?原作の結末が私としては好みじゃなかったので、どーせだったらこのままアルベールくん
と宇宙へ旅立っちゃえ〜…とか思ったりして。
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